忘れられた春。 日常に鎖が掛かり、砂漠に放り出された。 砂漠を一人歩いて行くと、丸い月。 慣れた目で、影を追う。 今の心情は、春の気分か、秋の気分か。 澄んだ空は影一つなく、透明で青い。 雲すら浮かばず、己というものが吸収されてしまいそうだ。 交…
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